気づき。
2008年 05月 21日
前前回の日記で「彩り」を聴いて日常の小さな幸せとかを改めて感じようって心に言い聞かせて撮影に向かいましたけども・・・。
その日のメイクさんは会うといつもスピリチュアルな話や占いバナシで盛り上がる人でした。
1ヶ月ぶりに会ったら日焼けをしてたから、GWにどっか行ったの?って聞いたら「プーケットに行ってきたんだよー。それがさぁ、大変だったの・・・」
と話を聞くとバンコクからプーケットの国内線で、機体の右半分から煙が出て、もうすぐプーケットに到着するというのに引き返すという大騒動に遭ったそう!!
メイクさんから見てもCAさんが顔面蒼白で慌てているのが明らかに分かったらしく
「あ。私はこのまま死ぬんだ」
と本気で思ったんだそう。
それで日本に置いてきたワンちゃんや母親にごめんねと思い、先に亡くなったお父さんのところへ行くんだと覚悟もした。
だけど無事に引き返して、着陸した時はまるで映画のワンシーンのように拍手が起こり、ホッとした。
そんな話を聞いて、無事でよかったね~!と話していたら、メイクさんが続ける。
「そういう思いをしたから、余計なものが削ぎ落とされて、大事なものが見えてきたんだよね」
と。
自分にとって大切な人が誰か気づいてしまったんだって。
その相手は自分が嫌だと思って自分から別れた旦那様だったそう。
今まで自分自分!で満たされたかったのに、何かしてあげたいと初めて思って無償の愛を知ったから、あの経験は怖かったけど、すごく貴重な、気づきのあることだったんだって。
うむ。
色んなことを考えてた日にそんなタイミングでそのメイクさんに会って話を聞いたわたしにも気づきがあったよ。
生活をしてるとついつい忘れちゃうことがたくさん。あんなにこうしよう!って決めたことも日常に紛れて埋もれて、なんとなく毎日が過ぎちゃう。
それに気づいてまた初心のような気持ちになれたから、すごく良かったわ。
「再会の街で」のタイトルで書いたblogの詩も読み返して、後悔しないように やるべきことをやる。「ありがとう」や「ごめんね」や「愛してる」を思ったときに相手に伝える。
改めて思えて日だった。
あと自分が笑顔でいたり毎日明るく過ごしていてハッピーだったけど、自分が気づかないうちに頑張りすぎてたことも気づいた日。
またひとつ実になる日でした。
by ayapdesu415
| 2008-05-21 13:50
| 綾乃のひとりごと